
東京・高田馬場に本社を置いていた神田精養軒が、昨年三月に倒産した。神田精養軒はパンやマドレーヌが有名であった。もともとは、東京築地に精養軒ホテルがあり、そこから独立した法人であったが、2009年2 月21日に、親会社である株式会社第一経営と共に事業を停止した。
当時、神田精養軒で工場長を務めていた細谷氏が定年退職後に埼玉県川口市でパン店を経営。伝統の味を受け継いできた。しかし、病に倒れ経営を続けられなくなったのだ。
この味を残したいという思いから、味を引き継いでくれる人を募集したところ、57以上の応募が集まった。そんな中で、都内の小さな菓子販売会社が後継者に決まった。
ルーブルのパンは、全て無添加で天然酵母を使用している。細谷さんからレシピ本を引き継いだ和田氏は
神田精養軒の味は、無添加でお客さんに優しいパンだと感じた。丁寧に作るとパンも愛情を返してくれる。変わらぬ味を提供していきたい
と決意を新たに話す。
リハビリに励む細谷氏は、前よりも美味しいと絶賛だった。
パン・菓子づくり工房ルーブル
埼玉県川口市青木1-17-36
TEL 048-256-7441

パン・菓子づくり工房ルーブル神田精養軒